YouTubeにてお悩み相談が寄せられました。
かんしゃくを起こしづらくするには
- 自分の今の状態を息子さん自身が気づけるようにする
- 困った時にどうしたら良いのかを息子さんが知る
- 子どもの限界を大人が知って、こんなの楽勝って思わせる工夫をする
の3点を気をつけていくことが大切です。
子供の癇癪ってもう外出先であろうと 突然おこりますよね
泣き叫んだり暴れたり、
時おりパンチ、さらにキックって
めちゃくちゃ痛いし、
周りのことも気になるし
必死に子どもをなだめながらこっちも泣きたい
っていうかもう私涙目・・・というかちょっと泣いてましたね
私も本当にうまくできなくって・・・
特別支援に携わりたいと。あ、特別支援っていうのは特別支援教育の略で、障害のあるお子さんが社会でいきて生きやすくなるように考えたり、子どもが自分で自分のことができるようにどうしたらできるのか、やってみようと思えるのかを考える教育のことです
先生をしていて7年目から10年目の間、希望して色々勉強させていただきました。
はじめは、今までの先生としての経験があるし・・・大丈夫だろうって思っていました。しかし
全然全然うまくいかず
これで正解なんてないから毎回手探りでやってました
10年先生する中ですっごく色々な策を今までに試してきました
その中で分かったことは、かんしゃくを起こしている時は
その子なりのSOSだったということ
是非最後までご覧下さい
対応の理想
今から理想の対応のお話しをしていきます。
でもあくまでもこれは先生をしている私がやってみて効果があった対応であって、
365日24時間
親御さんが頑張って取り組んでおられることとはまた違うと思っています
実際に子どもをうんでみて、その立場にならないと分からないことって世の中沢山あるなって思いました。
一生懸命考えて、お役にたてたらという思いで動画を作っていますが本当の意味では
分かっていない
不快に思うところがあったらごめんなさい。先にお詫びしておきます
癇癪って突然起こるように見えるけど
起こる前にサインが必ずありました。
小さなイライラがつもって
感情が爆発するイメージです
爆発する前に
小さなイライラに気づいて対応する
イライラを見える化して自分の気持ちに気づけるようにしていくのが、まずはじめの鍵になると思います
爆発カード
イライラを見える化するには
爆発カードがおすすめですこれ私は勝手に爆発カードって呼んでるんですけどお子さんと一緒にカードの名前も考えて好きに使っていただけたらと思います
息子さん羊が好きって聞いたので羊で作ってみました★
「今どんな気持ち?」と聞いたり
「どれぐらいイヤだったの??爆発するぐらい?
イライラするぐらい?ちょっとイライラするぐらい?」
と、振り返りをしたり原因や
イライラしたときにどうして欲しいのかを
話すきっかけになりやすいです
また実際にイライラしたときにも指をさすだけで
自分の気持ちを相手に伝えることができるようになります
指をさすだけで
口で言わないの?と思う方もいるかもしれませんが
何事にも段階があります。
少しずつ少しずつ段階を踏んで、できることが増えていったらいいと思ってます
大切なのは、イヤな気持ちになったときは
色々な解決策があるということ
イヤだって言って良いんだ。
と思ってもらうことが大切です。
イヤなことも頑張るべき
と、お考えの方もいるかも知れませんが、
かんしゃくをおこしづらい安定した状態ができたあとの方が、
話しをして頑張ったり、どこまでなら頑張れるかなど話して、分かった上で頑張れるので
私は良いかなと思ってます
イライラがつのっている時にどうして欲しいか右の欄にかいておいて
どれにするって選んで実践するようにしていました
この右の内容は子どもが落ち着いている時に子どもに聞くようにしていました。
発散をする【今までの子どもの実際の希望】
今までの実際に担任をした子どもの癇癪への対応に対する実際の子どもの希望です。
イライラしたときにお気に入りのタオルケットにくるまりたいと言っていた子もいました
クールダウンで空き教室で15分1人になりたいと決めた子もいました
また違う子は
トランポリンが好きで
トランポリンを15分して発散をしにいったり、トランポリンが無いような場所ではその場で飛ぶことで気持ちを切り変えたりしていました
大丈夫大丈夫と魔法のように唱えたり
一緒に深呼吸をしたいと行った子もいました。
ブランコが好きな子、遊戯室にある緑色の椅子が好きで座りに行くと落ち着く子
1人1人希望は違います
言葉が出ない子でも好きは必ずある
子どもの頭の中は色々な刺激を整理できず
イライラとなってたまりはじめます
疲れたら寝るとか、お腹が空いたら食べたらスッキリするように
身体を動かしたり、自分が好きだなと思えることをしたら頭の中でたまってしまっていた色々なイライラがスッキリ晴れやかになることが多いです
発散したあとはこちらの話しを聞きやすかったり、新しいことにも挑戦しようという意欲が見られることがあります
発散をする【子ども全般的に喜ぶもの】
頭の中でたまってしまっていた色々なイライラがスッキリ晴れやかになることが多い
さっきの章では今までの子どもの実際の話
今度は全般的にみんなが好きだったことを紹介します
幼稚園では朝の会をする前にこれらの活動をしてから行うようにしていました。
ぐっと集中してくれます
トランポリン
バランスボール
ハンモック
ブランコ
です。
家においておくと確実に使えるものばかりなので、特にトランポリンはおすすめします
発散をしたり、また別の会で詳しくお伝えしますが体幹を鍛えるということにも使えます。
褒めるタイミング
癇癪を起こすと冒頭でお伝えしたようにもう泣きたくなるくらい大人も疲れます
なのでついつい忘れがちになるんですけど
癇癪を起こしていて落ち着いた瞬間ってありますよね
それって気持ちを切り替えられた瞬間でもあるんですね
ついつい見逃しがちなんですけど忘れずに全力で褒めましょう
●●くんすごいでもいいし、●●くんやったねでもいいので言葉プラスアクション例えばハイタッチとかでもいいですねいつも同じ定番の褒め方があると褒められたっていうことがより伝わります
前もって予定を伝える
見通しを持てるようにともよく表現されますが今から何をするのか子供がわかるっていうのが 癇癪を起こさないお出かけに繋がると思います慣れない場所や
急な予定変更は大の苦手です・・・よね?
大の苦手が大集合したのが私はウインドーショッピングかなって思ってます。
人の動き、触りたくなる、食べたくなる商品、キラキラ光るもの、色々なところから流れるBGMや放送
我慢をすること
刺激が沢山あります
息抜きにふらっと出かけたい時ももちろんあるし、
親御さんも楽しい時間を沢山設けて欲しいなって思うのですが、
決して邪魔をしようとおもって癇癪を起こしているのではなく
どうしようどうしようがたくさんたまってしまって
ついつい行動にうつしてしまっている、慣れない場所、刺激が沢山ある場所では特に起こりやすい物なんだなって思ってもらえたらと思います
写真をつかってスケジュールを説明すると子どもにはわかりやすいです
遠回りかもしれないけど一度確実にできるというところを目標に下げてトイレなんて楽勝って思わせる
癇癪を起こすタイミングは沢山ありそうですが、トイレのことを例にとっておすすめな方法をお伝えさせて下さい。例えばスーパーのトイレでイヤだといってしまった。
親御さんが今どうしたらいいんだろうって一生懸命に悩まれていて
本当に大切なお子さんだからこそ悩みますよね。で、私もよくやってしまっていたんですけど、悩んでいるときって子どもも同じことで悩んでいるケースが今まで沢山あったんです
。つまり親御さんがおトイレで悩んでいるように、子供さんにとってもトイレ荷が重いなぁとかめんどくさいなぁとか嫌だなーって思っているもかもしれない。私も自分のクラスの子がそうなっている時によくしていたことは
自信を取り戻してあげることです。すごく効果てきめんでした
トイレなんて楽勝!簡単すぎ!!って子供に思わせたら勝ちだなって思って子供がもうすでにできているようなことに目標下げていました
つまり今も息子さんはたってやる事を教えようかなと検討している段階なので座ってならできますよね一度座ってすることに戻してみて落ち着いてトイレに行けるようになった頃本当に少しずつ少しずつたってすることを教えてみる
またその時トイレに立ってする戸惑いが少しでも減るような対応を私も微力ながら一緒に考えさせてもらえたらと思ってます
今は落ち着いて、かんしゃくをおこさずにトイレに行けたら、便器の前にいけたら便器まで来れたね!ズボンぬげたら、ズボン脱げたね!
すわれたら、座れたねと声をかけつつ目標にしてみるといいのかなと思いました。
トイレで座ってするメリットとしては、個室に入るのが怖くなかったらの話しですが、
トイレの途中でも気になることがあるとやめちゃうともお話しがあったので、
個室はかこわれているので、そういった集中をするっていう点でも有効なのかなと思いました。